普通は発酵させて食べるキムチですが、発酵させずに作ってすぐ食べる「겉절 コッチョル」1って言うのがあります。
韓国の料理店で小皿に小出しさえるパンチャンの大半がコッチョルで伝統的な発酵されたキムチを出すお店はだんだんと少なくなって来ています。
発酵不要で手軽に作れて保管も数日間は問題なく出来るのでレストランだったり食堂だったりには持ってこいですよね。
それと、ウチらみたいに2人だけだと発酵キムチを作るには量が少なすぎるんですよね…
それでいて夫くんは豚肉料理を作る際は必ずと言って良いほどキムチを欲します。
特に豚肉料理には合うよね❣️
そんな時、手軽に作れるコッチョルの作り方を今日はご紹介してみようと思います。
材料
先ずは材料から。
沢山ある様ですが代用も色々と出来ますので神経質にならず自分の味を見つけることが重要ポイントです。
- 白菜
- 塩(粗粒)
- もちこ(なければ小麦粉でも代用可)
- 砂糖(アテシは蜂蜜を使用)
- ニンニク
- 赤唐辛子粉末(キムチ用コチュカル)
- イワシのエキス
- 生姜
- 玉ねぎ
- 梨
果物は梨でも、りんごでも構いません。
正直、無ければ無いで構いません。
ちょっとした甘みを出すためですが蜂蜜や砂糖の量をちょっと増やせばOK。
ニンニクの量は本当に個人差ですね。
アテシは白菜1玉に5〜6欠片のニンニクですかね。
イワシのエキス(액젓)ですが、無ければ無いでナンプラーを代用してもいいですし、塩の量を増やせばそれでもOK。
作り方
1. 糊を作って冷まします
もちこと水に1:5の割合できれいに溶かして中火にかけます。
ブツブツいい出したら火を止めて蜂蜜を小さじ1程度入れてよく混ぜます2。
放置してしっかりと冷まします。
※ これをしっかりと冷まさないとコッチョル自体が腐らせてしまいます。
2. 白菜を塩漬けします
白菜はヘタを取って乱切りにし容器に入れて粗粒の塩3を入れて軽く混ぜ40〜60分塩漬けします。
途中で数回上下を入れ替える様に混ぜて満遍なく塩漬けします。
塩漬けした白菜は流水で数回洗い塩を洗い落として水気をしっかり取ってください。
3. ヤンニョム(キムチの素)を作ります
白菜を塩漬けしている間にキャンニョムを作ります。
玉ねぎ、ニンニク、生姜、梨4、イワシのエキスをミキサーに入れて混ぜます。
ミキサーがなければ全部手で摺り下ろします。
白菜1つ基本での分量目安です。
- ニンニク 6欠片
- 生姜 親指第1指大1つ
- 梨 小ぶりを1つ ちゃんと皮は剥いてくださいねw
- 玉ねぎ 小ぶりを1つ
- イワシのエキス 個人の好みでですがアテシは通常半コップ程度入れます
これにキムチ用の粉末状赤唐辛子を2~3カップ混ぜます。
この時のポイント❗️
白菜を塩漬けして洗った後に白菜の味見してください。
塩辛い場合は、イワシのエキスの量を少なめに。
塩加減が足りない様だったら多めに入れて個人の好みに合わせて味を調整してください❤️
出来ればヤンニョムは作ってから30分程度放置しておいて味を馴染ませてください。
4. コッチョルを完成させます。
ここからは塩漬けした白菜とヤンニョムを混ぜるだけです。
混ぜる時はヤンニョムが全体に満遍なく絡まる様に丁寧にでもしっかりと混ぜましょう。
コッチョルもキムチなのでやっぱり赤くないとそれらしく見えないですよね。
赤さが足りない → 赤唐辛子をもっと入れる
辛過ぎる → 蜂蜜か砂糖で辛さを調整
出来たら食べる分だけ器に盛って残りは容器に入れて冷蔵庫で保管するだけ。
さいごに
ざっと書いて見ましたがどうですか?
そんなに難しくないと思います。
一度トライしてみては⁉️
コメント
コメント一覧 (2件)
美味しそう❣️
梨以外の果物じゃダメ❓リンゴとかスイカとか?
くいしんぼうよしこ さん
コメント有難うございます❣️
果物はリンゴでも問題ないですよ。
入れなくても大丈夫なくらいですし。
アテシもリンゴを使う時あります。
ただ、リンゴは酸味が強いので蜂蜜か砂糖の量がちょっと多めになるかも。
スイカは使ったことないなぁ。
でも梨の替わりになりそう❗️