こんにちは、けび子(
@keviko.com)です。
ケベック州の医療機関が正常に稼働していないのは今回のパンデミックでも公に曝された事実ですが・・・
今週ケベック州の中部にある町でこんな事故が起こりました。←アテシは事件と言いたい!
Man dies outside Trois-Rivières hospital after waiting 2 hours to be admitted - CBCニュース
目次
事故の概要
老人が救急車で緊急病院へ運ばれたのですが、病院についた直後のトリアージで緊急度が低いと見做され待機になったそうです。
この老人が運ばれていった緊急病院には既に6台もの救急車が停まっていてその中で緊急患者が医者の対応を待っていた状態だったそうです。
2時間程度待たされた頃、この老人は急な心停止を起こし救急車の中で亡くなりました。
救急部隊が恐れていた事故が起きてしまった。
What we’re seeing right now is that it’s not a one-off situation, it’s recurrent.
私たちが今、目にしているのは、1回限りの出来事ではなく、数回も起きているということです。
Richard Fournier, the vice president of the ambulance union リチャード・フォーニエー氏 救急組合副会長
救急病院での待ち時間が長過ぎていることを心配していたと言う救急隊の組合。
緊急で運ばれてくる患者を診ることが出来ない緊急病院って・・・
健康委員会は調査に乗り出すというが
もちろん、この地域の健康委員会が詳しい調査に乗り出したって言うけど、原因は調査するまでもないと思うんですよ。
- 人員不足
- 資金不足
- 不適切な施設
- コロナ禍
けび子
慢性しているこの問題を抜本的に改革出来ないと一向に改善される見込みはないと思います。
さいごに
ウチらが車も運転出来なくなるほど歳を取るのにあと20年?30年?
その頃まで世界が今のまま残っているかも不明だけど。
老後にお世話になる医療機関をどれだけ信頼出来るか・・・
アテシの中では少なからず重い課題になっています。
コメント
コメント一覧 (2件)
おそらくこのような事はこの国でもニュースにならないくらい起きてるんだろうなと推察してますが、先進国もそうなのか・・・って思ってしまう私です。
リタイヤ後はどこで暮らします?
Giroさん、おはようございます。
前回の95歳のおばーさんがガウン一枚で退院させられた事件だったり今回だったりもう信じ難い事件が最近になって頻繁って言われるような頻度で起こっている気がしてなりません。
『お金を払ってでも・・・』アメリカ式の医療制度がこう言うときは良い面もあるのかと思わせられてしまいます。
老後どこで過ごすかってまさにウチらが良く話をしているところです。
なんだかんだ言っても医療制度が無料のカナダ。
不便な面がたくさんあるのですがこれは大きいです。
でもこの厳しい冬をどう過ごすか。
金銭感覚が鈍感な夫くんは夏はカナダ。冬はヴァージンアイランドとかどう?
なんてほざいておりますが・・・
アテシは国籍まで変えているのでベースはやはりカナダなんですよね。
夫くんがアメリカ国籍なのでフロリダという選択肢もあるのですが最近のフロリダには行きたくないと言う。
West Coastも良いですよね〜。
夢と現実は程遠いってところですかね😅