このコロナが世界を変えてしまいました。
アテシには良い方向ではなくて悪い方向に変わってしまった感じがします。
先日ケベック州政府は、医療従業者全員にコロナワクチン接種を必須とする方針を発表しました。
さらに10月15日までにワクチン接種をしない者は、『Suspension without pay (無報酬で停職)処分』とすると発表しました。
クリスチアン・ドゥべ(ケベック州保健大臣)大臣は、『掃除やセキュリティ担当の人員にも適応されるのか』との問いに『全員』に適応されるとインタビューでも回答しています。
ケベック州の医療状態は、ベット数は十分にある反面、医療従業員が大幅に不足している状態。
昔から人員不足が問題視されていたのに加えてこのパンデミックでさらに悪化している状態だそうです。
ワクチン接種率も、接種可能人口の80%が既に2回の接種を済ませていると報道されています。
ただ、病院のベッドを埋めているのはワクチン反対の人口。
Clearly, for non-vaccinated [people], you’re taking the place of somebody that should be in your place.
明らかに、ワクチン接種を受けていない皆さん、あなた達は他に必要とする人の場所を取っているのです
ケベック州保健大臣
12万人の組合数を持つ医療従業員組合は、ワクチン接種が感染防止や医療崩壊阻止に繋がる重要なツールだとしながらも、政府が例外無しでワクチン接種を組合員に強制するのは問題だとしています。
組合側は、15分以上患者と接する医療従業員に対してワクチン接種を必須とする案の方がもっと責任のあるアプローチだとしています。
ワクチン接種は同意するが、組員の選択の自由を奪うような政府の方針には、反対せずにはいられない。
医療従業員組合
やっぱりここでも出てくる『選択の自由』。
マスクをする、しないの選択の自由。
ロックダウンに従う、従わないの選択の自由。
ワクチンをする、しないの選択の自由。
選択の自由
多くの人の命を守るために政府が新しく定めるワクチン接種規制。
シートベルトや喫煙、信号やスピード違反などの交通ルールも多くの人の命を守るために出来たルール。
同じように選択の自由を規制しているけども、これにはデモを起こしたり、反対運動を起こしたりしないですよね。
不満を持つ人は、多くいますよね
ロックダウンで仕事が出来なくなり収入が無くなった人たちのために政府がばら撒き続けている助成金。
これにもデモを起こしたり、反対運動を起こしたりはしないんですよね。。。
多くの人たちの命を守るだけじゃなくて、患者の世話をしている医療従業者の人たちのケアも、今回のワクチン接種には含まれているとアテシは思っています。
慢性している人員不足。
ワクチン接種を拒否して発生した肺炎などの治療費は保険から排除するってなったらみんな接種するのかしら。。。
選択の自由が大切じゃないとは思いませんが、人の命に関わる事項は昔から命を重視して来たと思っているのはアテシだけですかね。
そう思うと、政府が発表するワクチンの安全性について疑心し不安な人たちが多いのもドナルド・トランプの後遺症とでも言うですかね。
その気持ちもわからなくも無いんですが。。。
ここカナダも、アメリカの様になって行く気がして、そっちの方がアテシはワクチンよりも不安です。
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