コロナ禍で多くの飲食店はビジネスモデルを変えなくては存在出来なくなって来ています。
屋内での食事が禁止され、屋外だけの営業を強いられたり、出前やテイクアウトの注文だけで営業したりとその姿は様々です。
今でこそケベック州では屋内でのサービスが可能になりました。
でも、コロナ禍でその便利さから人気を集めたUberEatsやDoorDashなどの配達サービスも未だに多くの家庭が利用しています。
そこで問題視されているのが、出前やテイクアウトに使用されている容器。
1回しか使われずゴミとなるこの容器の数は相当数になって来ています。
これをどうにかして複数利用出来るように出来ないか?
そんな疑問から始まったのが『BO Concept ボーコンセプト』だそうです。
こんな仕組みです。
- 消費者はアプリをダウンロードする。
- アプリから参加している飲食店を探し注文する。(アカウント番号を提示)
- 利用した容器は各自洗って14日以内に返却する。
- BO Conceptが回収して、洗浄し、レストランへ配達する
これだけ。
何でも返却ポストらしきものが市内に数カ所設置されるそうなのでそこへ返却するだけ。
BO Conceptが回収し、洗浄して在庫として集め、参加レストランから注文を受けて配達する仕組み。
実際にどうなるかは別として、話からすると消費者は特別な出費は発生しないのなら相当良いアイディアじゃなですか?
その代わり、14日以内に所定の場所まで返却しないといけない手間だけだそう。
参加するレストランは、新しい容器を購入する代わりに再利用される容器を購入する仕組みになるんだそうです。
ただ同然で集めて来た容器を洗浄して在庫として持ってレストランに売る商売か・・・
今までのエコノミーが
商品が: 製造 → 消費 → 廃棄
のようにLinear リニアー(直線)だとしたら
商品が: 製造 → 消費 → 再利用 (ここで商品は循環する)
BO Conceptは Circular サーキュラー(円形)のエコノミーになると話しています。
環境保護的にもいいアイディアだなっと思いながら読んでいた記事ですが、BO Concept創立者のインタビューを読んで吹き出しました。
私は環境保護論者ではありません。ビジネスウーマンです。私は何か人を助けることで(金銭的な)価値を見出せないか必死に探しているだけです。
BO Concept創立者
結果論として環境保護になったってオチだったのねw
どうであれ、コロナ後にPPEでさらに汚染されていく地球をどうやって保護していくのか注目されています。
アテシたちは、今出来ることを淡々と続けて行うべきねと思わされたニュースでした。
コメント