コロナのせいで木材の価格が急騰。木材泥棒まで出現！

カナダはケベック州の小さな村からお伝えしております。

ワクチン接種が進んだせいか、学校が夏休みに入ったからか、はっきりした原因は別に、コロナ新規感染者数が減って来ました。

コロナのせいで多くの人の生活が変わってしまいました。

その一つが木材の価格。

以前なら$10で買えた木材板が今は$90まで急騰‼️

原因は山火事だけで無く、コロナ感染防止のために製材所が閉鎖され供給不足になっていることだそう。

それに輪をかけて、ロックダウンで自宅にいる人たちが、自宅の増改築を始めたり、庭のフェンスやデッキを増改築したりと需要まで急騰。

1,800ft² (約167㎡)のデュプレックス¹の骨組みが以前なら$25,000だったのが今ではその3倍近くにも跳ね上がっているそうです。

アテシの知り合いの聞いた話では、新築の家の購入を決めて保証金も既に払った状態だったのに諦めることになったそうなんです。

その理由も材料費の高騰。

引き渡しの金額についての契約項目に『材料高騰分は別途請求可能』ってことが書かれてあったんですって。

結局この材料費高騰分ってのが、当初の契約した金額の1.3倍以上にもなることが発覚。

泣く泣くその家の購入を断念することになったそうなんです。

余りにも高騰した木材は、今までの様に建築現場に放置出来ないそうです。

夜間に持って行かれるんだそう。

セキュリティーカメラを設置したり、木材にマーキングをしたり、建築現場でも試行錯誤しているんだとか。

ウチらもバスルームの改築を考えていたけど、当面は無理そうです。。。

1. 同じ建屋が2つ隣合わせになっている長屋みたいな家。 ↩︎