ちょっとここ最近、アメリカ大統領選挙から議員選挙、最高裁判事の任命など随分とアメリカ政治の話題が続いています。
世界の民主主義の代表と今までずっと自負してきたアメリカ合衆国。
何を持って「民主主義の世界代表」なのかの論議は別にさせいて頂きます。
そのアメリカ政治が少しずつ変わろうとして来ている瞬間を見ている感じがしています。
1880年代から女性が市長だったりと政治に参加をして来たアメリカ。
LGBTの政治参加は1970年代に入ってから。
有名なのは映画にもなったサンフランシスコの「ハーヴェイ・ミルク」。
そして多くのLGBTQ+の政治家が重要な役職に就くようになり始めています。
今回のアメリカ大統領選挙の民主党予選で辞退はしたものアイオワ州で勝利を収めたり他州でも接戦を繰り広げたゲイの政治家「ピート・ブティジェッジ氏」はいまの人っと言ったところですかね。
教師のチャステン・グリーズマンと同性婚をしているブティジェッジ氏。
そんな彼の履歴をちょっと紹介。
- 1982年1月19日生まれ
- インディアナ州サウスベンド市出身
- 民主党所属
- ハーバード大学を優等の成績で卒業、学士号取得
- ローズ奨学金制度を受賞しイギリスのオックスフォード大学で最優等の成績で卒業、学士号を取得
- 2009〜2017年 アメリカ海軍予備軍役
- 2014年 7カ月アフガニスタンへ従軍
- 2012年 29歳でサウスベント市長に就任
- 2015年 80%以上の支持を獲得し2期目再選果たす
- 2018年 チャステン・グリーズマンと結婚
- 2019年4月14日 アメリカ大統領選出馬を表明
- 2020年1月 任期満了で市長を退任
元副大統領のバイデン氏の当選が正式に確定しつつある中、バイデン氏は新しい政権の閣僚を指名し始めています。
個人的にはブティジェッジ氏の名前が中々挙がって来なくてちょっと心配していたんです。
そんな中、彼が中国大使へ任命されるかも❗️って報道が出て来たんです。
元々外交や国家安全関連のポジションに興味を示していたブティジェッジ氏。
しかもこれからも大きな局面を渡っていくことが予測される中国への大使任命となると彼のレジュメも今以上に華やかなものになりそうですね。
オックスフォード大学で経済学を学び最優等で卒業、規模は小さいながら市長としても政治経験を持ち、アフガニスタンに従軍した経験を持つ彼がどう大使として中国とアメリカの橋渡しをするのか。
それに同性愛者として動物愛好家としても知られる彼が中国が抱えるチベットやウィルグスでの人権問題をどう対応していくのか。
この報道を読んで勝手に一人で想像が膨らんでしまっています。
【Visibility】
彼のような人が世界のステージで活躍することの影響力は、良いことも悪いことも果てしないものだと感じています。
もちろん、最初はゲイ大使みたいなレッテルが貼られる可能性もあります。
この「ゲイ」という接頭語がいかに馬鹿げていて、幼稚で、全く不必要なものなのか見せ付けて欲しいです。
そんなことを勝手に思いながら今こんブログを書いています。
最後にかるーいノリでひとつ。
彼の夫のチャステンのTwitterが面白って有名になったんですよ。
Sometimes when I ask @PeteButtigieg for something from the kitchen he just dryly says “you’re not in my section” and walks away. 😂 It gets me every. single. time.
— Chasten Buttigieg (@Chasten) December 6, 2020
この冗談が分かるあなたの英語力はベリーグッド👍
@pete.buttigieg ブディジェッジ氏のインスタグラム
@PeteButtigieg ブディジェッジ氏のツイッター
コメント
コメント一覧 (6件)
は~~い、お待ちしておりました、けび子さん。駐中国大使じゃあ、ちょっと可哀想なので、駐日本大使では、どうでしょうか、と思いました。前に、何かで読んだのですが、日本政府は、同性カップルのアメリカ大使館員に、粋な、計らいをしたようだし。あの恐ろしくわめきちらす中国外務省が、OKというかなあ。どうなるかなあ。いずれにしても、彼には、なんとしても、今後、この 壊れかけ始めた地球をすくってもらいたい。
エチエンヌ・マルセルさん
コメントいつも有難うございます❤️
本当に彼には地球を救って欲しいですよねぇ〜
日本政府が同性カップルのアメリカ大使館員に粋な計らいをしたなんて知らかった😲
中国政府がどう出てくるかはちょっと不安材料かな。
そうなると更に彼の対応が期待されるのかなぁ。
国家安全保障の方になるかもって噂がまだあるのでバイデン次期大統領の決断に期待したいと思います❣️
12/16 けび子さん、ピートは、運輸長官に指名されましたね。一月の二名の上院議員選挙後に上院での審査があるんだろうか? けび子さんが、上院の役割と、両党の上院での人数構成を危惧してたので、よくわかりました。バイデン新大統領が、雇用、インフラ、環境を一体的に扱う運輸省の野心的な仕事をピートに託す、とのことで、なんか、わくわくしますね。なので、なんとしても、一月の上院議員選挙は、民主党が二議席 とってほしい。
エチエンヌ・マルセルさん
コメントいつも有難うございます❣️
この使命は上院議会での承認が必要になります。
ジョージア州の上院議員選挙がまだ残っているので重要ですね。
運輸長官の仕事は「緑の政治 Green Policy」を打ち上げていたピートにとって持ってこいですね。
環境、雇用、インフラ、そして経済復興を一体的に底上げする役割を担うことになるのでしっかり実績を残して欲しいです。
2028年は彼が大統領⁉️
けび子さん、僕は、彼は、アメリカ合衆国大統領になるだろうという予感が、強く強くあります。
だって、Back to the futureの中で、誰も信じなかった、レーガン大統領とオバマ大統領が、現実に実現してるし、トランプ大統領だって、トランプ大統領本人自身が、当選に一番びっくりしたっていうし。
そうなりゃ、こっちのもんだぜ。
ピート大統領の就任式にみんなで一緒にいきましょうね。
エチエンヌ・マルセルさん
コメントいつも有難うございます❣️
アテシも彼がアメリカ大統領になる日は遠くないと感じています。
いや、切に願っているって言った方が正しいかも。
これだけ土地が広くて多くの移民人種が生活しているアメリカ。
その分しっかりしたリーダーシップが欠けると異なる思想や常識そして習慣が入り乱れて収集つかなくなってしまう。
それが今のアメリカって感じがします。
バイデン大統領になって落ち着き再結成をし下地を作った後はピートが新しい改革を進められるようになるのではなんて夢を見ています。
もし実現した就任式には行きたいですね。
直で見たい❗️