ケベック州に住んでいて必ず耳にするのが「Battle of Languages (言語バトル)」です。
カナダの公用語はご存知の通り「英語」と「仏語」です。
カナダ国内で仏語を母国語として話す人口は約720万人でカナダ総人口の20.6%だと2016年の統計で発表されています。
この大半がケベック州に住んでいます。
ケベック州では77%の人口が仏語を母国語とし、第2カ国語として仏語を話す人口を含めると95%の人口が仏語を話しています。
最近またモントリオールで英語の使用率が高いとフランス語を保護しようとオンラインで署名活動が行われているそうです。
仏語を保護するためにモントリオール市は、全てのコミュニケーションをフランス語のみに限定するなど模範となる行動を率先的に行う義務がある。
『モントリオールで、仏語を母国語としている人たちが、当たり前の様に仏語でサービスを受ける事が出来なくなって来た』とこの署名活動をしているアクセント・モントリオールは語っています。
例えば、こんなシチュエーション。
仏語を母国語とする人が、お客としてお店に入った時、お店の店員は『Hi』と挨拶。
この客は仏語で『Bonjour』と挨拶を返す。
この時にお店の店員は仏語ではなく英語で会話を進めた時に、自分は英語に切り替えるべきなのか。
それとも仏語で通すべきなのか。
英語が話せない訳じゃないのに、仏語で話し通すことで悪印象を与えることにならないか?
仏語が話せない訳じゃないのに、英語で話し通すのも失礼だと思うが何か言うと角が立ちすぎないか?
でも、仏語が当たり前のはずなのに。。。
堂々と仏語で通し斬る人も多いのは事実。
正直こう言った葛藤を経験する素敵な心を持っている人の方が少ないのではないかとも・・・
※ハイ、アテシの偏見です。
このオンライン署名ですが、既に1万人の以上の署名が集まっているそうです。
今朝はとうとう初雪が降りました。
長い冬の到来です。
コロナだけじゃなくインフルエンザや風邪にも気をつけないとですね。
手洗いにうがい!徹底しましょう⭐️
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