医療サービスだけで1,650億円規模の緊縮措置

先日もケベック州の医療現状についてちょろっとお話ししましたが今日のその続きで現在行われている緊縮処置について書いてみたいと思います。

Austerity Measure(s）：　緊縮処置

慢性の人手不足で医療サービスが低下し、緊急病院が24時間稼働出来ない街や村もあります。

手術を待つ人たちの数も膨らむばかりで一向に減る気配はありません。

それでも、この緊縮処置を行ってもサービスの低下はないと言い張る現政権。

そんな中、本当に自分たちで自分たちの首を絞めているっていう話がラジオでされていたのでご紹介。

うる覚えの部分もあるので『ヘェ〜』程度で流して頂いて結構です。

パンデミック中に、人数不足で一度引退された看護師などを再雇用することにしたんですよ。

その時に、少しでも多くの人たちに戻って来てもらいたいので特別手当だったり待遇だったりを付けたんです。

パンデミックは落ち着いて来たけど人員不足は解決出来ていないまま。

結局、戻って来た看護師の人たちの待遇や特別手当は変わらず継続されていたのに、看護師組合が不公平だと反発。

結局、労働裁判にまでなって、組合側が勝つんです。

そしたら、戻って来た看護師たちは、なら辞めますって皆さんお辞めになったんですよ。

人員不足だって言っていたのが更に人員不足になって、働いている人たちの負荷は上がる一方。

サービスは低下して患者へも悪影響。

そして、この1,650億円って金額も何⁉️

この金額の大きさが先立って、どうしてこうなったのか、どうしてこれだけの削減をしないといけないのか。

大切なことをちゃんと説明しないで、『サービスに支障はない』なんてリップサービスしている時点でもう終わり。

お友だちのジョニーが病院で働いているけど、凄いらしいですよ。

これから定年していく人たちも多いのに、新しい人たちが入って来ない。

教員不足と同じ。。。

組合の人たちよ。

自分の目先だけでごちゃごちゃ文句言って、それを報道に流して、気に食わなかったらストライキして。

そんなの見ている若い人たちが、医療って言う職場で働きたいって思うとでも思っています？

何故、自分で自分の首絞めているって気がつかないんですかね。

医療崩壊寸前だとアテシは見ていますよ。

この州も国民保険制度から抜けて、アメリカみたいにプライベート化するんじゃないかと。

こう言った公金を管理出来ないって本当に怖い限り。

次に危ないのは年金制度。

随分と、危ない投資へ資金が流れているんですよね・・・

こんなんでどうやって独立する気なんだろう・・・🤭

 　Quebec cuts 1,000 health-care jobs in a month as it tackles deficit　｜　CBC英語