都市閉鎖になって既に3週間目です。
ここまで来るとたくさんの人たちの生活にも経済的な打撃が大きくなります。
幸いアテシの会社は一時解雇をせずテレワークが許されているの給料は通常通り支給されています。
自営業を営んでいる夫くんの場合は、お店を強制的に閉めさせられ収入源はゼロの状態です。
これはお店だけでなく彼の収入も全くない訳で生活には困らないものの打撃はあります。
ウチらの状況は全くラッキーで多くの家庭ではそうではありません。
カナダ政府はこのパンデミックの影響で経済的に困難に陥った国民を救うために「カナダ緊急対応給付金 (CERB)」として500ドル/週を最長16週間支給します。
カナダ緊急対応給付金 (CERB)とは
CERBは「Canada Emergency Response Benefit」の略で、カナダ緊急対応策給付金と訳されています。
- カナダ国民
- 15歳以上
- 新型コロナウィルスの影響で職を失った(自営業込み)
- 失業保険を貰っていない(貰えない)
- 個人収入がない
- 育児保険などその他の補助を連邦・州から受けていない
カナダ歳入庁1が支給する仕組みで4月6日から申請を受け付け始めました。
4月6日は誕生日が1〜3月の人が申請を出来る日でしたが水曜日には給付金を受理した人がいるくらい政府の対応が驚くほど敏速です。
給付金の規模
500ドル/週で最長16週間
支給は4週間分を1回で支払われるので2,000ドルが一度に入金されます。
夫くんの番
4月8日水曜日は誕生日が7〜9月の人たちが申請出来る日で朝起きてから申請しました。
これがマジで簡単!
日本ではマイナンバーについて色々と議論されていましたが、北米では当たり前で「Social Insurance Number」が一人ひとりに与えられています。
この番号で歳入庁のウェブサイトに個人口座を設定し、所得税の年末調整をしたり個人の銀行口座を連結する事で過剰納税分の還付が直接銀行口座に入金される様に出来ます。
口座設定はセキュリティーのせいで時間を要しますが一度設定しておけば今回の給付金の申請もクリック数回で完了。
もちろんお金の受理も自動で口座に入ってくる仕組みです。
週末か来週月曜日には入金されるはずです。2
さいごに
日本と違うのは都市閉鎖や外出自粛などに法的効力がある事です。
政府としても法的に拘束するのであればそれなりの経済的救助をしなければいけないのですがどれだけ早く対応出来るかが当初から問われていました。
既に月曜日に申請した人たちが水曜日には入金が確認出来た事を見ると思ったよりも早い対応で個人的にもびっくりしています。
もちろん、ウェブサイトにも大きな警告が書かれています。
当たり前ですよね。
Thank you, Canada❣️
でもね、この分の収入に対する所得税ってどうなるのかしら…
密かに恐れているアテシです。
コメント
コメント一覧 (2件)
CERBは原則 課税対象だそうで、所得税は来年2020年Tax Returnの際に、請求されるようですよ。。
monyoさん
コメント有難うございます❣️
やっぱり所得税の対象ですよね。
非課税でこれだけの給付金は考えられないですもんね…
ちゃんとその分の現金は避けておかないとですね。
有難うございました☆