ケベック州では、ある一定の認めれた地域や特定の商業施設以外のお店は週末の夕方5時以降の営業が認められていません。
元々は大小の規模に関わらず多くのお店が競争出来る経済環境を作ろうとして出来た法律。
現実は例外が多く消費者活動も大きく変わって来たので当初の理想とは違った現象が起きている現状だと言えます。
そんなニュースを拾ったのでご紹介します。
何が有った?
大人の玩具を売っているお店をチェーンで経営しているオーナーがモントリオール市に週末の営業時間を延長させてくれと市に申請したんだそうです。
このチェーン店は夕方5時以降の営業を認められた地域にいないため週末は夕方5時で店を閉めないといけません。
罰金は初回は$1,500 (約13万円)で、その後は倍額以上に跳ね上がることもあるそうです。
実際このオーナーは去年の暮れに遅くまでお店を開けていたとして$2,000の罰金を払ったそうです。
法律
ケベック州では、多彩多様な商業者、従業員、そして消費者の権利、興味、需要のバランスを維持するために、商業施設の営業時間についての法律があります。
同時に、様々なお店が健全な商業競争が継続させ、ケベック経済が多彩多様で力強いものになるように作られています。
法律で定められた営業時間
8 a.m. – 9 p.m. | 月〜金 |
8 a.m. – 5 p.m. | 土、日 |
8 a.m. – 5 p.m. | 12/24、12/31 |
1 p.m. – 5 p.m. | 12/26が土曜日か日曜日の場合 |
1 p.m. – 9 p.m. | 1226が平日の場合 |
元旦・Easter Sunday・6/24・7/1・Labour Day・12/25・12/26 (午後1時前)
例外もあります
飲食業だったり本屋、薬局、病院や空港、観光地などは例外とされています。
それぞれの営業時間が特別に決めれています。
さいごに
例外の地域で営業しているお店と競争出来なくなった大きな原因はどちらかと言うとオンラインショッピングの影響じゃないですかね。
政府が臨機応変に中小規模の店舗を営む人たちを守る行動をして欲しいとこのオーナーは言っています。
どう考えても平日の真昼間から大人の玩具を買いに行く消費者は少ないと思いますよね。。。
でも、そんなに沢山大人の玩具を売るお店が必要なのかしら。。。。
この業界の需要と供給はどんなバランスなのかしら。。。思考がそれるアテシでした。
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