恐れていた結果になりました。
10月1日から28日までの間、ケベック州の3地区がレッド・アラート地区になり厳しい行動制限を強いられます。
レッド・アラートって何?
ケベック州では新型コロナウィルスの拡大感染防止のため、州民に対し各地区の感染度を色で分けて通知する仕組みを採用しています。
4段階の色別によって州民の行動がどれだけ制限されるか細かく定義されています。
制限される行動
自分の住所以外の家へ行くことは禁止。
お友達のお宅や家族の家への出入りは基本禁止。
ただし、一人だけなら別の住所に家へ行ってもOK。
老人や介護が必要な人の家への訪問や改築などや修理の作業で別の住所のお家に入るのは一人なら可能。
プライベートの集まりは禁止。
誕生日パーティーや結婚式なども屋内外に関わらず禁止。
公共の場での集まりは一部禁止。
お葬式や宗教の集まり以外は禁止。
お葬式や宗教の集まりは最高で25人まで許可。
参加者名簿記録が必要。ソーシャルディスタンスやマスクも必須。
娯楽施設の閉鎖。
体育館、映画館、劇場、美術館・芸術館、図書館など全面閉鎖。
バー、パブ、クラブ、カジノなども全面閉鎖。
飲食店は出前とテイクアウトのみ。
屋内外構わずお店での飲食は禁止。
出前とテイクアウトの注文だけ可能。
州の他の地域への移動は自粛。
州内でその他の地区への行き来は自粛する様に要請。
各箇所にロードブロックを設置する計画もあるとか。
各ビジネス、小売店やブティークは引き続き営業可能。
今回は経済自体は閉鎖しない方針。
ただし、ソーシャルディスタンスやマスク着用、屋内に入る前に手を消毒するなどの条件付き。
サロンやビューティーケア・サービスも営業可能。
さいごに
学校が9月から再開されてどうなるかメディアでも騒いでいました。
結果は、学校での感染ではなくプライベートでのパーティーなどで感染が始まり、そこからコミュニティー感染となりクラスターを発生させたと州の保険省は言っています。
今年春の第1波に比べるとまだ低い数字ですが今手を打つべきだと州も厳しい行動規制に踏み切りました。
ここから4週間ですが一体どうなっていることか。
経済まで閉鎖する事がないよう祈っています。
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