こんな悲しいニュースを読みました。
Merci aux Anges Gardiens Migrants ~ 移民労働者ガーディアンエンジェルに有難う
そんな見出しで始まるこの記事。
その内容は、新型コロナウィルス患者のケアーをしながら移民労働者として働く「亡命」や「難民」としてカナダにたどり着いた人たちへの政府の不透明な方針を疑問視するものでした。
どう言う事?
ケベック州で大規模な集団感染が発生したのが長期介護施設でした。
大きな原因が人手不足。
それを補う為に各介護施設では契約社員を集めて何とかやりくりをしていました。
その契約社員の大半が「亡命」や「難民」としてカナダにたどり着いた移民申請者たちでした。
不足する人手を補う為に政府は大きく動きました。
ケベック州政府がオーダリー1を特別に1万人募集しました。
トレーニング中の給料も時給21ドル。
正式に雇われると時給は26ドルまで上がります。
でも、このプログラムに応募出来るのはカナダ国民でケベック州住民である事。
つまりそれまで人手不足を補っていた移民申請者の人たちはだめ…
非人道的だ
このプログラムが発表されてから、「難民」などの特別枠の移民申請中で新型コロナウィルス治療の最前線で仕事をして来た人たちに対する政府の考え方に疑問視をする声が上がりました。
ハイチ語で「私たちはあなたたちの感謝の為にも死んだりしません。無駄に死んだりもしません。」なんて書かれたプラカードを持っている人も
またある人道団体は声を上げて訴えています。
永住権
既に新型コロナウィルス患者を助けて仕事をしきた難民として移民を申請し永住権を待っている人たち。
1日も早く永住権が貰える様に政府が動くべきだとの意見が行き交う中、州と連邦政府での足並みが合わずに苦労を強いられているのは首を長く待ちながら今でも危険と背中合わせで仕事を続ける移民申請者の人たち。
このままだと、新型コロナウィルスとの闘いに勝った時、この移民申請者の人たちは「サンキューと一緒にさよなら」になってしまうとも声を上げています。
さいごに
難民として移民申請をし新型コロナウィルスの患者の面倒を見て来た人たちは「ガーディアン・エンジェル(守護天使)」と呼ばれています。
必要な時だけ利用して不必要になったらソッポを向くようなことだけにはならないで欲しです。
日本にも難民として移民をする人たちが増えて来たと聞いています。
決して被人道的な扱いをしないで欲しいです。
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