新型コロナウィルスの第2波が日本でも報道され始めていますが、アテシの住んでいるケベック州ではロックダウンの解除が徐々に進んでいます。
モントリオール島内でも6月15日からやっとパーソナルケアの業種も再開することが出来る様になります。
これで夫くんもやっとお店を再開することが出来る様になります。
ウチらの経済的にもコレは嬉しい話です。
ロックダウン中は収入がゼロ
夫くんはサロンを経営しています。
もちろんロックダウン中はサロンも強制的にお店を閉めることになり3月24日から今日現在収入はゼロです。
それでも家賃も光熱費も免除にはなりません。
政府は光熱費は遅延を認めてくれましたが結局は基本料金は支払うことになります。
サロンの家賃はロックダウン当初政府は個人交渉で解決することが望ましいとか言っていました。
結局ロックダウンの期間が長くなり政府は給付金制度を発表し、家賃の半分を政府が負担。そして残りを大家と店舗の賃貸社で折半することになりました。
サロンの収入はゼロでも支出はゼロにはならない現実に変わりはありませんが負担は随分と少なくなりました。
自分のお金で
負担が軽減された出費もゼロではないので何処からか捻出しないといけません。
夫くんと同じ境遇のオーナーは沢山います。
沢山いるオーナーと同じで夫くんも自分のお金を使って支払っています。
サロンのお客さんも状況は理解出来ていても自分の髪が白髪だらけになるのを見ていられないようで休みなしで電話がかかってきます。
その度にヘアカラーを配達していた夫くん。
ロックダウン中は現金の取り扱いも禁止されていて、その代金もサロンが再開してから受け取る口約束で夫くんがサービスしています。
お店が再開しても
サロンが再開出来るのは嬉しいのですがここで難関がひとつ有るんです。
ヘアカラーの在庫が尽きているので買い出しにも行かないといけないし、彼自身の保護具やお客様の保護具の調達など出費が重なってしまうんです。
未だ1円も入って来ていないのに…
そこでアテシも少し出すことにしています。
優先順位の争い
コレは夫くんがどれだけ腕の良いヘアースタイリストなのかを証明しているのですが、お客さんが自分を優先にして欲しいとワインやクッキーなどが送られてくるんです、爆
彼のサロンは彼1人だけ。
お客さんと彼だけの空間もエンジョイしてもらえるそんなシステム。
彼の顧客数は250人近く。
すでに頭を抱えている夫くん。
この優先順位って後々どう化けるか彼も恐れています。
さいごに
ロックダウン中も自宅勤務でお給料が出ていたアテシとは打って変わって毎日どうなるか不安でしょうがなかった夫くん。
お客が戻って来ないんじゃないかって心配していましたがそれも気苦労でした。
彼の携帯は鳴りっぱなし。
とうとう電源切ってしまいましたw
コメント