絶対こんな事が起きるってウチらは分かっていました。
英語話者の児童が、病院での治療を拒否されたってニュースになっています。
何が起こった?
自閉症と診断され、その難度と治療のために母親と病院に行ったのですが、この児童(11歳)が英語話者の学校に通っている事を理由にその病院での治療を拒否されたと言うのです。
英語話者が通える児童病院へ行けと言われるのですが、この児童が必要とする治療はその病院では行われていません。
母親が説明をしても、結局この児童の治療は認められず追い出されたと言うニュースでもう腑煮え返るような怒りを覚えます。
背景 1
ケベック州は仏語だけを公用語と認めています。
ただし、歴史的に英語話者の人口も多いため、医療機関や教育は英語話者が心配せずに通えるよう、別にあります。
ですが、誰もが仏語でも英語でも医療サービスを受けることが出来ると法律には有ります。
その為、仏語話者でもこの英語話者の人が行く病院に行く事も出来ます。
でもその逆は中々難しいところがあるんです。
公用語が仏語だけの州なだけに、仏語話者が行く病院では英語は必要がないとして、バイリンガルの従業員は数少ないからです。
背景 2
ケベック州は仏語だけを公用語として認めています。
医療施設だけでなく、各施設で受けれる医療サービスにも差があります。
ルールでは、英語話者でも仏語話者と同じ医療サービスを受けれる権利があるはずです。
両親は仏・英の両方を話すことが出来るので、治療にも横で通訳することも出来るとお願いたそうですが、英語の児童病院に行けと断られたそうです。
ルールがそうなっているとも言われたんだとか。
このルールって一体誰のどこのルールなんでしょうか?
片方では、誰もがちゃんと医療サービスを受けることが出来ると言いながら、別ではそんな差別化されたルールを作り、仏語優勢を維持しようとするなんて、人間のクズですクズ💢
自分の子供が同じ境遇に遭ったらどう思うですかね。
ルールだから仕方ないで解決出来ますか?
アテシは絶対に出来ません。
背景 3
仏語優先主義の法律『Bill 96』が可決された時に、ケベック州のルゴー首相はちゃんと約束したはずです。
I want to be very clear there’s no change at all in the actual situation of services given to anglophones and immigrants in our health-care system.
英語を話すからと移民だからといって、医療サービスへのアクセスが変わることはない。
ケベック州ルゴー首相
やっぱ、テメー嘘吐いとるやんか‼️
実際の現状
英語を話すからって治療を拒否されたケースは山ほどあるんですよ。
実際、ウチの夫くんも緊急でクリニックに行った時に英語を話す人がいなくて手で出て行けってモーションされたことがあるんです。
アテシ気狂いになったようにそのクリニックに電話したんですが話してている途中で電話を切られました。
もうね、言い出したらキリがないですが、絶対にこんなことあっちゃいけないと思うんです。
今回は11歳の児童で、しかも自閉症を患っているんですよ。
児童‼️
徹底してこう言ったことが2度と起こらないように対策立ててほしいですね。
コメント