【豆知識】今日はRemembrance Dayです。

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こんにちは、けび子( @keviko.com)です。

今日はRemembrance Dayです。

リメンブランス・デーまたはリメンバランス・デー(英語: Remembrance Day、もしくはPoppy Day)は、1918年11月11日の第一次世界大戦終結を記念してイギリス国王ジョージ5世によって定められた記念日。

カナダでも公共機関や銀行はお休みです。

ウチの会社は仕事ですが😮‍💨

このRemembrance Dayが近づくとPoppyのピンをしている人をよく見かけます。

Poppyの花

このPoppy(ポピー)は、日本語では『ヒナゲシ』のことを指すそうです。

カナダでは1921年にRemembrance Dayの象徴として使用することが公式に決められました。

その背景になったのがこの詩です。

In Flanders Fields by John McCrae

In Flanders Fields the poppies blow
Between the crosses, row and row,
That mark our place; and in the sky
the larks, still bravely singing, fly
Scarce heard amid the guns blew.

We are the Dead. Short days ago
We lived, felt dawn, saw sunset glow,
Loved and were loved, and now we lie,
In Flanders fields.

Take up our quarrel with the foe:
To you from failing hands we throw
The torch; be yours to hold it high.
If ye break faith with us who die
We shall not sleep, though poppies grow
In Flanders fields.

この日本語訳のサンプルはこちらからどうぞ →  フランダースの野に揺れるポピーの花

今日もちょっとした豆知識を一つ。

この詩の中で出てくる『Take up our quarrel with the foe:』って文。

流れから行くと、”敵との争い(戦い)を続けてくれ”みたいな意味になるんです。

これって多くの人が、ちょっと『ん?』って思う部分です。

何でも、15〜16世紀のシェイクスピア英語では、『Take up』と言う言葉は『友好的に収める』って意味があったそうなんです。

第1次大戦でドイツが毒ガス戦を繰り広げ始めた時期に書かれたこの詩。

きっと作家のマクレーさんが、『もう争いは止めよう』そんな意味を裏に含めたんではないかと言う一説もあります。

今では第1次大戦だけと言わず、戦死した人たちを弔う日として認識されています。

因みに、白いPoppyは平和の象徴だそうです。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • また一つ新しい事を知りました。

    花を何かのシンボルにするって素敵な感性ですね。

    • Giroさん、こんにちは❣️
      今日もコメント有難うございます🙏

      この花を見るたびに戦争や戦死した軍人さんたちを思い出す様になりました。
      ケベックでは余りこのポッピーのバッチをしている人を見ないんですが、お隣の州に行ったらまぁ〜びっくり。
      していない人を探す方が早いくらいでした。
      ちょっと寂しい気がしたのは事実です。。。

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