モントリオールに数十年前初めて来た当時のGay Villageは本当に華やかで活気がありました。
毎週末の様にパブやクラブで飲んで踊ってゲイライフをエンジョイしていました。
いつからか気が付いたら、色んなブティークやショップが閉まり、カフェが閉まり、パブが閉まり、クラブが閉まり、人影が段々と薄くなったモントリオールのGay Village。
淋しいなって思っていたんです。
ウチらの世代のゲイって、日常生活では仮面を被って生きていた人が多くて、自分たちがありのままでいられる空間だったり場所だったりを探していた感じがするんです。
『Gay Village』はそんなウチに取って大切な居場所だったんです。
今の世代のLGBTQ+ってその必要性を感じないんだと思うんです。
本当にそこまで偏見や差別が少なくなったんだと思う反面、今まで自分たちの居場所と思っていた場所がなくなるのはちょっと淋しく思うのは仕方ないですよね。
正にゲイの世代交代ってやつですかね。
今、モントリオールのGay Villageから『Gay』という言葉を省こうと討論されているんだそうです。
『Gay Village』って呼び名が逆に商売の邪魔になっていると言うんです。
VillageかThe Villageに変えた方がもっと多くの人たちを含める通称で人々がもっと気軽に来れるはずだと討論されています。
今の若い世代の人たちはLGBTQ+だからと言って差別的な言動を取らなくなったけど、『Gay』Villageって名前だから人が中々集まらない?ってのちょっと矛盾していないかしら・・・
GayじゃなくてBiだから自分の場所じゃないって思われちゃっているのかな?
10年近くGay Villageに住んでいたアテシからすると、モントリオールのGay Villageが廃れてしまった原因は大きくは治安だとか清潔感だとか集まる人の態度だとかもっと他にあると思っているんですが・・・
上手く説明出来ないけど、親から追い出され、友達に見捨てられ、社会に差別され、行く先なく集まったゲイの唯一の憩いの場所だったんですよ。
そんな当時とは全く存在する理由が変わってしまったGay Village。
名前くらい変えてもと思う反面、こうやって歴史が変わるんだなぁって哀愁覚えるけび子でした。
コメント
コメント一覧 (5件)
僕は、自分がじじいになったとは、認めたくは、ないんですが、丁度二十歳の時から通ってたゲイバーは、二丁目には、もう一軒しかありません。そりゃ、40年以上時がたてば、そりゃそうですね。若い時にゃあ、自分がじじいになるなんて、思わなかったけど、いざ、年をとると、若い二十歳代のころが、若いということで、もてた青春が、なつかしい。思い出、経験がたくさんあるということで、いいんじゃないでしょうかね。我々の世代は、酒場にかよって、酒飲んで、壁によりかかって、いいなと思った隣の人と話始めましたが、、、、、
あああ、早くコロナおわらないかなあ。
エチエンヌ・マルセルさん
いつもコメント有難うございます❣️
アテシもじじいになったとは認めたくないです‼️
2・3年前に帰省した時に2丁目に行ったんですよ。
昔働いていたお店は無くなっていました。
仲通りを歩きながら昔のことを思い出しましたね。
時代は変わったなぁ〜なんて思いながら。
コロナ終息したらクラブ行きます❗️
私が昔少し手伝っていた上野のお店も、行き付けだったお店も閉めちゃったみたいです。
一時帰国した時に遊ぶ場所が毎年減っていきます。
行きつけだった上野のゲイバーとかちょっと手伝ってたお店とか閉店したみたいです。
一時帰国した時に行きつけの店が無くなってると、やっぱりなんか寂しいですよね。
Giroさん
コメントいつも有難うございます❣️
上野のお店は未だ行った事がないの〜😊
今度帰省した際は行ってみたいので良いお店が有ったら是非教えてください‼️