こんにちは、けび子(
@keviko.com)です。
ご存知の方も多いですがアテシが北米に移り住んだのが1989年なので今年で32年になります。
この32年の間、本当に色んな経験をして来ました。
同時にアテシの感覚や考え方なども随分と北米の文化に感化されて来たと思います。
それでも未だに北米に住んでいて腑に落ちないことが多々あります。
その中の一つが銃社会と政治の強い繋がり。
拳銃の所有が憲法で認められているアメリカ。
個人の自由が第一に守られているカナダ。
カナダはアメリカに比べて影が薄いかも知れませんが、両国で連日起こる銃殺事件。
そんな両国で銃に関する新しい法案が、中々可決されない現実を見ていると本当に不思議でなりません。
今回カナダの連邦政府が発表した拳銃所持法改訂案がケベック州では大きく非難されています。
何故かって、『拳銃の所持法律を都市の管轄』としているからです。
簡単に説明すると、モントリオール市では拳銃所有・所持が禁止されていても、隣町では許可されていたら、モントリオール市での法律は一体どんな効力があるのよって話。
更に、『拳銃所持法を都市ごとの管轄にするかは各州が独自に決めたら良い』なんて連邦政府の説明にアテシは心底がっかり。
結局、連邦政府はこの問題にこれ以上関わりたくないから、州政府に責任を投げた形ですよね。
ただ、選挙のPRとしては拳銃関連の法案を出したとは言えるから、一応仕事はしたって感じですか。
これはアメリカでも同じで、あれだけ沢山の集団銃殺事件が起こっても、中々拳銃所持法が整わない原因が州としても連邦としても取り扱いたくない程、草の根運動が水面下で行われているからなんですって。
言い返すと、人口の多くが拳銃の所持を支持しているってことなんですかね。
どれだけの命が失しなわれても変わらない拳銃所持への支持。
本当に腑に落ちません。
コメント
コメント一覧 (2件)
こんにちは
確かに拳銃所持の問題は理解に苦しむところが多いですよね。
この国も家の防衛の為の所持は認められてるみたいですが、本当に拳銃で家庭を守れるのかって凄く疑問です。
開拓時代の精神なんでしょうか? 私は家族を守るために日本刀とか家に置いてないですけど(笑
Giroさん
おはようございます。
いつもコメント本当に有難うございます💚
『拳銃が人を殺すんじゃない。おかしい人が拳銃を使って人を殺すんだ』
みたいな文句で拳銃所持を正当化しようとしている政治家の演説を聞いたことあります。
そう言った人たちには『拳銃が無かったら』って考え自体が存在しないんだなぁ〜って思ったの覚えています。
”家族を守るために日本刀とか家に置いていない”
もう爆笑したけど本当ですよね!
今度これは使わせて頂きます。