英語話者は殺される?

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こんにちは、けび子( @keviko.com)です。

仰々しいタイトルでもちろん大袈裟な表現でもあります。

その反面、まんざらこれはウソではないと言う人たちも多くいます。

何のことかって?

ケベック州が無理矢理可決しようとしている(した)『Bill 15』と言う法案。

15の主な内容
  • 州民のヘルスケアシステムを地域拡散体制から州中枢体制に大幅変更する
    • 全ての管理を州の中枢機関(Sante Quebec)が行う

今までは各地域ごとに主幹になる管轄局があり、地域のニーズに合ったサービスを提供する仕組みでした。

ケベック州はモントリオールの様なメトロポリスもあれば、バル=ドールやギャスペの様に小さな地域、町がたくさんあります。

モントリオール島内でも西半島は英語話者が多く住む地域としても知られていますし、逆に東半島は仏語話者が多く住んでいるとも言われています

人口の過疎化が進む田舎での医療サービスとモントリオールの様なメトロポリスで必要とされるサービスは必ずしも同じでは無いので地域ごとに必要とされるサービスを提供する目的で築かれて来た体制です。

コロナ禍で政府が施行したかった規制やコントロールが、上手く機能しなかった原因をこの地域分散型の体制のせいにしたのか。

それとも、英語話者の人たちの医療サービスへのアクセスを切断するためなのか。

現ケベック州政府は、このマンモス法案『Bill 15』を打ち出したんです。

なぜマンモス法案かって300項目もこの法案の中には条項があるそうです。

その中でも一番アテシも個人的に問題視している項目がこちら。

… give a new government-appointment corporation the power to revoke the bilingual status of a health care agency.

(これにより) 新たな政府任命法人に医療機関のバイリンガルステータスを取り消す権限が与えられることになります。

https://montreal.ctvnews.ca/could-right-to-english-services-be-lost-under-quebec-s-new-health-care-reform-1.6678982

現政権のウソにはどこまで続いて、いつまで許されるんですかね。

英語話者の人たちが、医療サービスにアクセス出来なくなる様なことは起こらないと言っていますが、法律で英語話者の人たちのアクセスを保護するどころか、その反対に失わせているだから、言っている事の反対じゃ無いですか。

バイリンガルステータスが守られている事で、英語話者の人たちは安心してその医療施設へ通えるんですよ。

それが無くなったら、英語話者の人たちへ英語で医療サービスをする義務も無くなってしまうんですから、どうやって英語話者の権利を守るんですか?

反対する政党ももちろん多いんですが、現政党議席は過半数を膨大に超えているスーパーマジョリティー政権。

4週間も議論したと強制的にこの法案を可決させています。

マジで今朝から横の州の物件を探しています。

こんな州もう本当に出たい‼️

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • このブログで色々ニュースを聞きますが、一部のコミュニティーだけ安心に暮らせる社会って明らかに歪んだ社会ですよね。

    今後もそんなストレスと不安を抱えて生活するよりは、お引越しを考えても良いかもしれないですね。

    • Giroさん、こんにちは〜❣️
      今日もコメント感謝しています🫶

      プライベートでこんな不必要なストレスを抱える必要ないですよね。
      隣の州の物件漁っています。

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