不寛容になったケベック州

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こんにちは、けび子( @keviko.com)です。

怒りを抑え切れません。

もう本当に不寛容な人が多くなって来た感じがします。

数ヶ月前にケベック州の州都ケベックシティーにレストランをオープンした韓国人オーナー。

ローカルの新聞に『フランス語を話すスタッフがいない』『メニューは英語』などといった記事が掲載されてしまったんです。

その後は、恐喝や脅しの電話などを受けるようになってしまう羽目に。

こういった悪事は過度になり、ピックアップやテイクアウェイの注文だけを受け、屋内での営業は停止中に強いられています。

真剣にビジネスを別の土地に移そうと考えているそうです。

現実問題としてオーナーは『フランス語を話せるスタッフを雇う事が出来ない。』と他のビジネスでも同じ経験をしている事を指摘しています。

そんな中、実際に働いているのはオーナーの家族。

この記事に書いてあったけど、オーナーを含めてこの家族がケベック州に着いたのは4カ月前。

4カ月❗️

この期間にどうやってフランス語を覚えろって言うんですか。

言葉は覚えれば良いとケベックシティーが気に入り移り住む事を決めたこの家族。

フレンチ言語局は、個々のケースについて言及することは出来ないといっているそう。

ただ、既に消費者から2件ほど苦情を受けた事実は認めたそうです。

フランス保護法はあーだこーだと記事でも書いていますが、結局は、フランス語を話せないならビジネスをするなと言っているもんです。

フランス語を話せないならケベックに存在するなと言われている様で本当にモヤモヤ、イライラさせられます。

この人たちがしている排他的思想・政治は、中国がチベット自治に行っていることと同じだって分からないのが不思議です。

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • これはひどいですね!
    移民者は来るな~!といっているようなものですよね。
    それらを通報してしまう人がいるというのも恐ろしい気がします(涙)

    • JPNSFOさん、こんにちは❣️
      今日もコメント有難うございます🙇

      この州ではフランス語でサービスを受けれなかったり職場でフランス語の使用が少ないと思ったら通報出来るんです。
      そしてその通報は一つひとつ政府から役人が来て確認を取って罰金や指導、最悪の場合は営業停止と言う罰則が出るんです。

      新しい法律では移民者は6ヶ月間だけの猶予が与えられるんだとか。。。

      悲しい状態だと思う人も多いんですがね・・・

  • 自分のことのようにツラい…。

    一つの言語を習得するってそんなに甘くないのに。経験したことない人にはわからないんですよね。

    • にじさん、おはようござます❣️
      今日もコメント頂いちゃってありがとうございます🙏

      本当にすごく心痛いニュースです。
      怖くて名前も顔も隠してインタビューを受けているところも痛々しい。
      (演出だろうと分かっていても辛いですね・・・)

      正直この州の人の殆どがまともな仏語を話せないし書けない事実は無視して本当に烏滸がましいと思わないのかしら。

  • ごめんなさい、私ケベック州には住めません。

    先進国、今後も未来永劫移民無しで国が成り立つと思ってるのかしらね。

    • Giroさん、おはようございます❣️

      アテシもお仕事がここじゃなかったら、とうの昔にこの州から出ていますね。
      お仕事も実はこの州から移転しようかとの話も出ています。
      意固地になり過ぎてしまって良い企業や人材が外に出て行くのが悲しいです。
      本当に良いところもたくさんあるだけに・・・

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