突然ですが、アテシって、実はゴールドスター・ゲイなんです。
そんなゴールドスター・ゲイのアテシが50年近くLGBTとして生活をしながらいつも思うことが「Visibility (認知度)」そして「Education (教育)」の大切さです。
一昔前まではLGBTの映画なんて見ることは難しかったのに、今ではハリウッド映画としても多く輩出されています。
その影響力は想像以上で多くのノンケの男優がゲイの役を演じ多く賞をもらいました。
- フィラデルフィア (原題: Philladelphia)アカデミー賞最優秀主演男優賞
- アカデミー賞最優秀オリジナル・ミュージック賞
- ゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞
- ゴールデングローブ賞最優秀オリジナル・ミュージック賞
- その他数々の国際映画賞を受賞
- ダラス・バイヤーズクラブ (原題: Dallas Buyer’s Club)アカデミー賞最優秀主演男優賞
- アカデミー賞最優秀助演男優賞
- アカデミー賞最優秀メイカップ・ヘアースタイリング賞
- ゴールデングローブ賞最優秀主演男優賞
- ゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞
- その他数々の国際映画賞を受賞
- ブロークバック・マウンテン (原題: Brokeback Mountain)アカデミー賞最優秀監督賞
- アカデミー賞最優秀台本賞
- BAFTA賞最優秀助演男優賞
- その他数々の国際映画賞を受賞
俳優さんは全員ノンケ1でした。
1994・95年辺りからですかね。
多くの俳優さんや知名人がカミングアウトを始めました。
そこから段々と「LGBGの認知度」が広がって来ました。
同時に多くのLGBT団体が大きな都市からコミュニティーセンターを設立し、ローカルのLGBTQ人口のサポートそして地域の人たちの教育を始めました。
それでも中々崩せなかったのがスポーツ業界との壁。
格闘技は言うまでもなく、「アメリカンフットボール」や「アイスホッケー」など北米で格別人気のあるスポーツや「フットボール (サッカー)」や「ラグビー」などヨーロッパで人気のあるスポーツ業界自体がLGBTQ+の受け入れを拒む体質を表して大きな隔たりが出て来ていました。
2010年を過ぎた頃からですかね。
徐々にその壁も崩されて来たのは。
サッカー選手で一番最初にカミングアウトしたのが「Robbie Rogers」でした。
2014年のドラフトで初めてゲイと公認してNFL選手となった「Michael Sam」は実際にプレーすることなく姿を消してしまいました2。
スポーツ選手でカミングアウトをした人たちは他にもいますが現役のスポーツ選手で有名なところはこの辺りですかね。
そんな中でイギリスサッカーのプレミアリーグが「レインボー・レイシーズ・キャンペーン (Rainbow Laces Campagin)」を開催しているんです。
プレミアムリーグとストーンウォールの連携で行われるLGBTQ+サポート行事。
2020年は12月4〜13日の2週間行われる。
コーチや選手だけでなくプレミアムリーグに関わる全員がLGBTQ+のコミュニティーへの理解を深め若い人サッカー選手たちが自分のジェンダーに関係なく安心してプレーが出来る環境を作ると同時にサッカーを愛するファンもジェンダーに関係なく安心してプレーを楽しめる環境作りを目指そうと教育や各種イベントを開催している。
プレミアムリーグのサッカークラブでブライトンでディフェンダーを務めているダン・バーン選手はどんな選手であろうとゲイであろうとサポートするとインタビューで答えています。
Stonewall’s Rainbow Laces campaign has been a really good one, it has created a huge amount of awareness and every year I have seen more and more players get onboard with it, which is a positive sign.
I know that the dressing room I am part of now would be very supportive of any player who wanted to come out. It wouldn’t be an issue at all for anyone at our club.
There may be players playing in the Premier League who are LGBT+ and we need to make it an environment where people are comfortable to be themselves.
Every year we’re moving in the right direction, the Rainbow Laces campaign has helped that along. People in the stadiums, and at home see the players supporting the cause and it has had a positive effect.
ストーンウォールのレインボー・レイシーズ・キャンペーンは本当に良いものだ。多くのことを気付かせてくれている。毎年多くの選手たちが賛同しているのを見て来ている。本当にポジティブなサインだ。
今自分が属しているロッカールームだったらどの選手がカミングアウトしようと受け入れられる。自分たちのクラブでは誰も問題視する奴はいない。
プレミアムリーグでLGBT+の選手が今いるかも知れない。そんな選手が常に安心して自分自身でいられる環境を作る必要がある。
毎年自分たちは正しい方向に向かっている。レインボー・レイシーズ・キャンペーンがそれを助け続けている。スタジアムに来ている人たちが、そして自宅で自分たち選手がこの運動をサポートしている姿を見ることでポジティブな影響を与えて来ていると思う。
https://www.brightonandhoveindependent.co.uk/sport/football/brighton-and-hove-albion/no-lgbt-premier-league-player-should-have-fear-expressing-their-sexuality-says-brightons-dan-burn-3059283から抜粋
日本でも人気のあるプレミアリーグでも大きな変化が起き始めています。
プレミアリーグだけでなくもっと多くのスポーツ選手・団体がLGBTQ+のサポートの声をあげて欲しいと思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
このテニスのプレーヤー知らなんだ w
もとテニス部なのに!!!
多様性のあり方って様々な捉え方があるし
当事者同士であってもやっぱなにかと衝突もあるでしょうし難しい問題よね?!
あたしは今のカミングアウトする風習にはあまり賛成はしないけど
オネェータレントとしてではなく違う形での発信できる人が日本でも増えたら
また流れは変わるのかもしれませんね??!
まちゃるねーさん
コメントいつも有難うございます❤️
ねーさんったら、サッカー⚽️選手よ😂
アテシも基本カミングアウトを強制する様な風習は賛成出来ないけど、有名人や著名人、スポーツ選手や芸能人は、どんどんオープンになって欲しいなぁて願うところは大きいかも。
やっぱり影響力が違うしね。
オネータレントさんたちが頑張ってくれた以上に影響力があるって思うのはアテシの偏見なのかもw