「ホモフォビアは断固して容認しない」USプロサッカーチームがプレーオフを懸けた試合を途中放棄

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こんにちは、けび子( @keviko.com)です。

これまた面白いニュースをキャッチしました。

アメリカのプロサッカー試合で起こったこの出来事。

ちょっとご紹介したいと思います。

目次

何が起こった?

アメリカのプロサッカーでセカンド・ティアのUSLチャンピオンシップでの試合。

サンディエゴ・ロイヤル 対 フィネックス・ライジング

プレイオフへの出場権を懸けたこの試合出来事は起きたのです。

前半を3-1で勝ち越していたサンディエゴ・ロイヤル。

ミッドフィルダーのコリン・マーティンはレッドカードを貰います1

その時に、彼がゲイであることに対する中傷的な暴言があったそうです。

でも何で試合を棄権?

以前からチームでこういった場面に出会したら試合は放棄すると決めていたそうです。

先週もLA ギャラクシーIIとの試合でもサンディエゴ・ロイヤルの選手に向けて人種差別の暴言が吐かれたそうです。

LA ギャラクシーIIは、この暴言を吐いた選手とはお互いに合意して離別したと公表しています。

その矢先に起こった今回のゲイであることをカミングアウトしている選手に対する中傷的な暴言。

イギリスのプレミアリーグで活躍したことのあるサンディエゴ・ロイヤルのドノバン監督は前半終了後にその出来事について審判は話をしたそうです。

ドノバン監督はこう話しています。

つい先週、LAでの試合で我々はとても辛い出来事を経験したばかりだ。

そして、我々はUSLに、クラブ、選手、コミュニティー、そして我々自身に対してこう決心したばかりだった。

変に固執し偏狭した言動、ホモフォビックな言動、ゲームと関係のない物を決して容認しないと。

https://edition.cnn.com/2020/10/01/football/san-diego-loyal-homophobia-protest-spt-intl/index.html

サンディエゴ・ロイヤルが試合放棄する姿です。

ドノバン監督はこう続きました。

プレイオフへの夢を捨ててでも守らなければいけないものが人生にはある。
自分たちの信念を貫いただけだ。

https://edition.cnn.com/2020/10/01/football/san-diego-loyal-homophobia-protest-spt-intl/index.html

激しく否定

フィネックス・ライジング側は内部調査を行なっているそうです。

ただ、疑惑をかけられた選手は、「ホモフォビックな暴言は使っていないと激しく否定」していると発表しています。

同時に彼は個人的にコリン・マーティン選手を知らないが、誰であろうと隔たり無く選手としてコリンを含めて尊敬しているとツイッターを通して説明しています。

USLもこの出来事については詳しく調査する意向を発表しています。

THE USL CHAMPIONSHIPのウェブサイト

さいごに

個人的な意見は嬉しい反面、後口悪い感覚を覚えます。

疑惑をかけられた選手がネット上で随分と叩かれているのも事実です。

この選手は疑惑をかけられてから、激しく否定をし彼自身がLGBTQ+コミュニティーと肩を並べて差別・偏見と戦うみたいなこともツイッターを通して説明しています。

何にせよ、ホモフォビアは容認しない。

その信念を貫いてくれたサンディエゴ・ロイヤルのクラブ関係者には感謝と尊敬あるのみです。

チームとして人として信念を貫く姿に心から尊敬します。

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  1. 後から取り消しになったそうです ↩︎
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