何が州民のためなのか本当に考えてる?

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こんにちは、けび子( @keviko.com)です。

ケベック州の現政権には本当に呆れて放つ言葉がありません。

ケベック州が雇用している医者の組合との交渉が決裂したニュースが流れたのは月曜日。

ストライキをするとも言っていないのに、戦闘的な態度に出て来たのは州の首相ルゴー。

言うことが、

ケベック州民は医療を受ける権利がある! 医者組合は毎回オファーを却下するだけで、医者としての責任も果たさない!

誰が言う言葉や!

一見、当たり前みたいに聞こえますが、この方。

医者たちが拒絶した政府のオファーを強制的に受け入れさせる法案を明日にでも出す計画だそうです。

スーパーマジョリティーの議席数を持っているだけにやりたい放題。

医者組合が政府の方針に反対したのはもちろんそれなりの理由があります。

ケベック州政府は、患者の重度を色で識別し、その深刻さで主治医の順番を決め、その色に合った報酬をするシステムを提案。医者組合は、このシステム自体に大きな欠陥があると反対。提案は受け入れられないと拒否した。
ケベック州民で主治医を持っていない人口が多く不満を抱いている人たちが多いことが背景にあります。

もうね・・・

このシステムツッコミどころ多すぎ。

  • 問題のない健康な人たちは『緑』だとしたら、その人たちは主治医を持つことが出来なくなるのか。
  • 490万人いるケベック州の人口で『緑』になる人で、今主治医がいる人は主治医を失うのか?
  • 病気や事故に遭わない限り、主治医を持つことが出来なくなるのか?
  • 大病を予防するために州民は主治医との関係を築くことを願っているのではないか?
  • 人の健康は、心臓発作や交通事故であっという間に変わるけど、変わったからといってすぐ主治医がつくことが出来るのか?
  • それはそうと、200万人以上いる主治医を持たない州民の色は誰がどうやって決めるの?

医者組合は、元々医療従事者の数が少ないのが問題だと指摘。

検査機器も古いか数が足りなくて、必要な検査がタイムリーに出来ない状態。

公共の医療機関を辞めて、プライベートへと移動した医者もやっぱり人不足の次に不満が大きかったのは検査機器の不足だったって話を聞いたことあります。

この政府のやり方です。

気に入らなければ、強制的にさせる。

何が本当に州民のためなのかわかっているのか。

分からないのか。

分かっているのに無視しているのか。

来年の選挙では絶対に負けて欲しいです。

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