とうとうカナダも解散総選挙になりそうです。
しかも、来年年明け早々からザワザワしそうな予感。
秋口に、連合政権の合意を白紙にしたNDP(新民主党)。
それでも、多くの人口のサポートを集め勢いをつけている保守党からの不信任案に票を投じる事は無かったのです。
先日、カナダの財務大臣で副首相でもあるフリーランド女史が突然辞めるという衝撃的なニュースが報じられました。
これはトルドー政権にも大きな打撃でした。
議会がクリスマス休みに入た今日、NDP1の党首が『次回の不信任案には賛成票を投じる』って発表したんです。
まぁ〜これは計画的だと思うんですが、いけすかないな〜。
もし、NDPも保守党やBQと一緒に不信任案に賛成投票したら、もちろん解散総選挙。
カナダも政治的不安定な状況に陥ることに・・・
カナダで保守党が最後に政権を取ったのは2006年2月〜2015年8月の10年半。
そこから今までの6年間ちょっとが、自由党そしてNDPとの連合政権でした。
今度の選挙は保守党優勢なのは分かっているんですが、どれだけ議席を獲得されるかが焦点。
議席数によっては、保守党のやりたい放題になってしまう。
近年の保守党政権は消費税(GST)を7%から5%へ引き下げるなど、累進課税による経済成長と財政健全化を柱としており、経済成長モデルにおいても政府よりも市場を重視したものである。カナダ西部を中心としたオイルサンドなどの石油業界を中心とした資源産業が大きな支持基盤となっている。
前身の右派政党のカナダ同盟は宗教右翼・キリスト教原理主義・新自由主義の影響が強く、信仰熱心なカナダ中西部の農村部の支持政党でもあるが、ハーパー政権はカナダ同盟出身であるが、実際の政策においてはこのような右翼色は抑えていた。
移民の受け入れには消極的だったが、経済水準維持のため現在は推進している(カナダには移民省があり、もともと歴史的に国家を挙げて推進している)。ただ、かつての政権ほど積極的ではなく、カナダの経済成長に見合った移民(経済移民)を受け入れるという選別を行っている。地球温暖化の提起にも懐疑的である。
また、銃規制の緩和を行っている。
-Wikipediaより
ご覧の通りアテシの政治観とは違う党で、中々支援出来かねません。
アテシの頭の中では、アメリカと足踏み合わせて、環境対策案とか木っ端微塵に崩したり、銃がカナダの社会にも蔓延し始めたり、何とも考えたくない状況が見え隠れしています。
また10年も保守党政権が続くと有り得る話だと思っています。
自由党さんよ。
トルドーはとっとと引き下ろすべきだったって。
党の政策じゃないくて、トルドーの政策って先走りしてしまって、彼に嫌悪感を覚えている多くの国民から党全体が嫌われてしまって最悪な状態。
カナダも政治的に不安定な時期に突入かなぁ・・・💧
- New Democratic Party of Canada : カナダ新民主党 ↩︎
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