アメリカの選挙ですがとても恐ろしいことになっています。
来年はカナダも総選挙を控えています。
その翌年にはケベック州の総選挙。
ケベック州議会は、『Coaltion Avenir Québec CAQ (ケベック未来連合党)』が絶対多数議席を保持しています。
そのお陰で議会の不信任案を避け好きな様に政治をしています。
ここ数年は、民意とも相反する政治が立て続いた感じもしています。
その結果ですよね。
CAQの支持率は年々と下がって来ています。
昨今では、今まで第2・3野党に甘んじていた『Parti Québecois PO(ケベック党)』がとうとう追い越したと報道されています。
元々、CAQが絶対多数議席を取ることが出来たのは、ケベック州で長年と政治を担ってきた『Quebec Liberal Parity(ケベック自由党)』への反感からでした。
今回のアメリカ総選挙と似ていて、今までの政権での政治では何も変わらない。
そんな絶望感から、ケベック州は”CAQへ大きな賭けをした”。
そんな感じすら当時アテシは覚えました。
政権を失ったQuebec Liberal Partyは、リーダーを失い空中分解状態。
未だ、支持率も17%で停滞。
政権を取るどころか第1野党にもなれない状態。
PQとCAQって、何でもケベック州優越・優先・最高って党なんです。
Quebecに固守した政治を続けてていたらこの州の発展はない。
CAQは、PQから離れていった議員で出来た党で、信念は『Quebecを守れ』です。
聞こえはすごく良いんですよ。
でもその彼らの政治は・・・
くだらない仏語保護法だとかにお金や労力を費やし、インフラ整備や投資、保険や健康に関しても全て後手。
州民はイラついています。
PQに至っては、ケベック州はカナダから独立するべきたと唱える党です。
勢いに乗って、『カナダ連邦に属しているからケベックは発展しない』とか言い出して独立運動進めそうな勢いだし。
でもね、ケベック州は現在赤字予算で動いているんですよ。
しかも、2023-2024は600万ドルの赤字だったのが、2024-2025は1,100万ドルの赤字まで膨張しているんです。
そんな政府がどうやって独立して生存出来るの?
カナダ連邦もカナダ自由党の支持率は継続して右下がりで来年の選挙の勝ち目は殆どなし。
辛うじて再度NDP (新民主党)との連立政権を建てれれば良いけど現在絶交中だし。
気に食わないから他の政党にって気持ちは分かるんですがこれって無謀すぎると思うんですけど💧
向こう4年間で変わっていく国境南の国を見ながら実感するんだと思っています・・・
コメント
コメント一覧 (2件)
北の2つの国は右回転でよじれ、南のこの国は左回転によじれ、この大陸テキサス州の上くらいで千切れちゃうんじゃないかと思ってます(笑)
日本の選挙権しか持たない私はお茶を飲みながら傍観するしかないのかと自問自答中です。
Giriさん、こんにちは〜❣️
今日もコメント有難うございます🙏
テキサス辺りで千切り🤣
正直、これだけ激しく2極に分かれてしまったら、接点を探して寄り合うって相当量の努力とWillが無いと不可能に近いって絶望してしまっています。
最近のニュースも、アラ探しに『Gotcha』の瞬間を求めるようなインタビューばかりで見ていても何も得ることがないしイラつくことばかり。
きっと同じように思う人たちも多いと思います。
そういった人たちが投票しなくなるんじゃないかと本当に残念に思います。