言語が話せるのは移民の条件⁉️

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こんにちは、けび子( @keviko.com)です。

カナダのニュースで最近よく見るのが移民してくる人たちの言語について。

ちょうど昨日お友だちともこの話をしていたんですよ。

移民者の数が減っているけど、仏語を話せない移民者は増えているんだそうです。

アテシが読んだニュースの記事も、この事実を直接的に問題視している訳じゃないのですが、どこか悪意が感じ取れるのはアテシだけかしら・・・

でも、ふと日本のことを考えたら、日本も移民する為には日本語力をちゃんとテストしますよね。

しかもそのテストも随分と難しいと聞いています。

移民していく国の言語を話せることは、生活していく上で重要なツールですよね。

そこで議論は『言語は習得してから移民が可能』なのか『言語は移民してからでも習得が可能』なのか。

その観点だけから見るとケベック州が新しく定めた、移民と仏語必須条件は『言語を習得してから移民しろ』と言っているんだと思います。

Bill 96が可決された事により、ケベック州に移民する者は仏語力が必須で、移民後6ヶ月後は仏語でしか政府との疎通は不可能になっています。

政治的難民として、ケベック州に移民する事が当初から計画もされていなかった場合は、この6ヶ月と言う期間に猶予が有っても然りだと思いますが・・・

実際に人権的観点から、シリアやウクライナからの移民を積極的に受け取っていながら、この人たちにも6ヶ月以内に仏語を覚えろと強制するのは、現実的にちょっと無理がある気がします。

政府の言語政策で、これは度を超えているとアテシが思うのが実は別に有ります。

仏語優勢主義の現政府は、自宅で使用されている言語を継続して調査し仏語がどの家庭でも使用される社会にする事を目標としていると声を挙げています。

仏語での意思疎通がちゃんと出来れば家庭内でどんな言語を話そうと政府にとやかく言われる筋合いはないはずです。

今回のニュース記事でも、『家庭内で、英語・仏語以外の言語を使用する移民が増えている』と書かれてあったのですがここが悪意を感じるとアテシが言った理由です。

移民政策と言語政策を混同させて州民の感情を捲し立ててるんじゃないか?

実際この不必要な一文で間接的に反移民感情を捲し立てるように思えるんですがアテシだけですかね。。。

移民としてケベック州に入る際、仏語力が十分と認められた人たちが、家庭内で何語で話そうと誰に迷惑を掛けているんですか?

移民と言語は切っても切れない関係ですが、その関係をどう定義して表現していくかは大切ですね。

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 移民の定義を狭義の『その国の国籍を取得した人』という事で考えるとやはりある程度の語学力は必要なのかなと思いますが、その家庭で何語で話そうが縛られる必要性は皆無だと思います。

    しかも6カ月しか行政上は外国語を受け付けないとか、行政としての義務を放棄していいなんてね・・・その移民の方からも税金はとってるんですよね?

    住民に手を差し伸べられない行政って鼻糞以下ですね。

    • Giroさん、おはようございます❣️
      今日もコメント感謝しております🙇

      本当に、移民対策と言語対策を混同させるのはもういい加減にして欲しいです。
      特に、ウチの夫くんみたいに別にケベック州に来たくて来たんじゃなくてアテシと結婚して来た移民者も多いんですよ。
      無理強いに6ヶ月以内に仏語で全部のやり取りをしないといけないって相当のプレッシャーだしケベック州自体を嫌いになる要因なだけ。
      意固地になっちゃって彼は一生フランス語嫌い人間になってしまったんですよ。

      いいところもいっぱいある州なのに。
      悲しいったらありゃしないです。

      でも今の政治雰囲気じゃアメリカも行きたくないし・・・。
      80〜90年台の世界平和がどうだって言っていた時代が懐かしい・・・です💧

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