恩送り

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こんにちは、けび子( @keviko.com)です。

突然ですが、恩送りって信じますか。

英語ではPay forwardと言われるこの恩送り。

ご存じの方も多いと思います。

恩送り(おんおくり)とは、誰かから受けた恩を、直接その人に返すのではなく、別の人に送ること。

アテシが苦学生だった頃は、本当にたくさんの手助けを受けました。

大学時代は、楽しかった反面、本当に辛かった時期でもあります。

最初は『借りは返さないといけない』と思い、自分には何も返す力が無いのを知っているだけに、差し伸べられた手を丁寧にですが頑なに断っていた時期がありました。

当時教会に通っていたのですが、そんな自分を見兼ねたDeacon1が、食事をしながら話してくれました。

助けて貰ったらその人にお礼を言ったり恩返しをするのは正しい事だけど、お礼を言うだけで恩返しが出来ないからと言って助けを拒む必要はないんだよ。

今、君にこうやって手助けをしようとしてくれている人たちも、きっとどこかで、誰かに助けを貰ったけど、色んな理由で直接助けてくれた人にその恩を返せなかった人たちかも知れない。

その代わりに、助けが必要な人に自分が出来る限りの手助けをしようとしているだけなんだよ。

それも一つの恩返しの方法だから。

こう言ってもらえて少し気が楽になったのは事実です。

そこから、たくさんの人たちに本当たくさんの助けを貰いました。

何せ苦学生でしたから。

仕事について初めて自分が今まで貰った助けの少しを返せた時の感動。

今も忘れません。

本当に、快感でしたねw。

卒業した大学に寄付を少ししただけ何ですよ。

本当に$50とかだったと思います。

でも、ここまでたどり着いたんだぁ〜みたいな自己満足に浸ってしまいました、汗。

面白いですよね。

既に借りた恩を返しをしていると信じているからか、苦にならないし、必然的に見返りも望まない。


それが食事代だろうと、車を運転してあげる事だろうが、寄付金だろうが、どんな形であっても。

願わくば、自分が恩送りをしている事を見ながら、たくさんの人たちが同じように誰かに恩送りをしてくれる事。

最近多くの人たちの関係がギスギスしてるって感じがしてなりません。

みんなが少しずつ恩送りを続いていけたら、このギスギスした人の関係がもう少し丸くなら無いかなぁなんて理想を抱くのでした。

まだまだ返し切れない今まで頂いた恩の数々。

これからも少しずつ自分のペースで返していきたいと思います。

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  1. 執事で牧師の補佐 ↩︎
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