ケベック州第1の大都市になるモントリオール。
人口が多い分、新旧と多くのアパートもあります。
もちろん日本と同じように、地域、面積、部屋の数などで、賃貸料は色々です。
アパートの入居条件も様々です。
但し、一旦入居すると賃貸料は毎年政府が発表する賃貸料値上げに関するガイドラインに沿って大半が定められます。
もちろん、賃貸者は好きなだけ値上げをしても良いですし、賃借人も提示された値上げを拒否することが出来ます。
両者合意が出来ない場合は、結局法廷で政府ガイドラインの値上がり率が落ちどころになってしまうので、このガイドラインに沿った値上げが標準になっています。
巷では$20ドル界隈だったら文句言えないとも言われています。
2021-2022年は2〜3%の値上がりが標準のようです。
この賃貸料の値上がりを避けるために、賃貸契約が消える前に賃借人の契約を新しい賃借人へ移転することが出来るんです。
これは、賃貸者にとっては厄介なもの。
賃借人が新しい賃貸契約を交わすときにだけ料金の値上がりをすることが出来ることになるんですから。
賃貸者側の意見は、このせいでアパートのメンテがまともに追いつかなく建物が古びているそうです。
それでも、建物のオーナーが変わると賃貸契約を変更出来ることもあり、地域に寄っては賃貸料が急激に高騰しているそうです。
賃貸者側は、政府はこのリーストランスファーを禁止しろと言っています。
段々と住む場所を無くした人たちが先週日曜日に政府介入を求めてデモンストレーションしたそうです。
『衣食住』って人が生活する大基本じゃないですか。
30%ルールって言われているんですが、給料の30%を目安に住居へ使うことをフィナンシャルプラナーは薦めます。
光熱費や電話代などを含めて生活に必要な出費も含めると収入の50%内に収めることを薦めています。
残りの30%は娯楽費。
20%を貯蓄へ。
月間平均収入の幅が3,800〜5,400くらいのモントリオール。
賃貸料が月に2,000ドルにまでなるとそりゃ生活し辛いって家庭が増えるのは分からないでもないですよね。
日本でもこう言った賃貸料を制御する法律ってあるんですよねきっと・・・。
コメント
コメント一覧 (2件)
最近非居住者が日本で不動産を賃貸する方法を調べているのですがこれがなんだか面倒なの。
家賃収入に対する納税方法の煩雑さに加えて、そもそも日本は基本的には借りる人を守るように法律ができているらしいのでオーナーは慎重に判断しないといけないみたいです。
もういっその事東京の別荘として所有してた方が心の平穏を保てるような気がしてます。
Giroさん、おはようございます❣️
今日もコメント有難うございます😉
家族や親戚に貸し出すとかしかないんですかね。
Air B&Bとかでも貸し出せる!とか安易に思ってしまっていました。
年に数回行く旅費も結構な出費ですよね。。。
管理会社との契約とかはやっぱり出費が合わないかしら。
うん、これは悩めるところですね。。。